
映画『国宝』を観てきました。
歌舞伎役者の半生を描いた作品で、3時間という限られた時間の中に、人間の強さと弱さがギュッと詰め込まれていました。
鑑賞後、最初に感じたことは、人の一生なんてあっという間だなってこと。
自分の過去を振り返ってみても、過ぎてみればあっという間でした。
頭では分かっていても、"今"が永遠と続きそうな感覚に陥ってしまう。
『時間』だけは、いくらお金があっても取り戻すことができないのに・・・
そして、"後悔しない人生"なんて、存在しないのかもしれない。
人は弱く儚い。
強い心も、一瞬で弱さに覆われてしまう。
一時の感情が、人生を狂わすこともある。
地位や財産に目が眩み、判断を誤ることもある。
歩む道を間違えていることに、本人だけが気付けないかもしれない。
『正』と『悪』は紙一重
それもまた、その人の人生・・・
私も色々な後悔があるけれど、これから先の選択は自分が納得できる方を選んでいきたい。
最後に、
今の幸せに目を向けようと思いました。
- 両親に会いたい時に会える
- 子どもを抱きしめることができる
- ネコが元気に走り回ってる
- 食べたいものが食べられる
- 走りたい時に走ることができる
- 行きたい場所に行ける
- 綺麗な景色を見ることができる
- 大切な人の声を聴くことができる
- 自分の思い通りに体を動かすことができる
幸せが溢れてました。
それにしても、俳優さんって凄いですね。
役者魂に感動しました!